一生懸命、仕事を頑張っているのに、なかなか会社が良い評価を与えてくれなくてへこむ…。
なんで、あいつの方が俺より評価が良いんだ!?
そんなふうに思うことはありませんか?
点数で明らかに成績が良くなる学校とは異なり、会社での評価を上げるのはなかなか大変です。
そこで、思うような評価をもらえずに腐りそうになっている会社員もたくさんいます。
私自身も、女性であることや、入社して間もないということで、正当に評価されずに腐っていた過去があります。
そこから、私がどのように対処して今に至るか解説します!
労働問題・社労専門ライター
みんとと申します。
自身が労働トラブルに巻き込まれまくって、転職6回。
その後、正しい労働知識を身につけるために労働トラブル相談士を取得。
さらに、勉強が楽しくなり社労士の勉強もしている。
2人の男の子を育てながらPCをカタカタやるパワフルライターです!
どうして評価されないのか
まず、どうしてあなたの仕事が適切に評価されないのかを考えます。
もし本当にあなたの仕事が、実際の評価よりも優れている場合は、会社の人事効果の尺度に問題がある可能性が高いです。
優秀な人が正当に評価されない会社は実はたくさんあるんですよね。
その理由には大きく分けて3つ要因が考えられます。
- 年功序列
- 過程重視
- 相対評価
もし、あなたが会社での評価に納得しておらず、腐ってしまいそうな場合は自分と評価軸が違う可能性を考えましょう。
年功序列
日本の企業は終身雇用であり、年功序列の昇進が色濃く残っている会社も多く存在します。
その場合、そもそも年齢が若いと評価されにくいです。
それに加えて、皆同じスピードで昇進するため、能力に関わらず経験年数や年齢で一律に評価されてしまいます。
ガチガチに評価が決めれられている場合、年功序列を超える評価をもらうのはなかなか難しいです。
なぜなら、全国で表彰された、などという莫大な結果を残さないと覆らないような環境だからです。
中間管理職の一存で評価を変えられないことが多く、少しの好成績やサボりは反映されません。
なんでサボってるあいつと一緒の評価?
このように、サボっているのが同期だとこのようなことが起こります。
年功序列は大手企業でも多く残っており、安定して年齢とともに給料が上がる反面、若いうちは不満がたまりやすいといえます。
過程重視
仕事の成果を、どこで判断するかも重要です。
結果ではなく、過程重視の職場だと評価されずに腐ってしまう場合があります。
例えばこのような場合です。
- 無料でダウンロードできるテンプレートを使い30分で資料を作成したAさん
- 自社オリジナルのフォーマットを作って徹夜して資料を作成したBさん
この場合、クオリティが同じであれば効率的なAさんが評価されても良さそうですよね。
しかし、徹夜をしたり、自社ならではの資料を作ったBさんが評価される場合は過程重視での評価といえます。
この具体例では、資料を早く作ったAさんが他の時間に何をしていたのかは問いませんが、熱意ややる気重視での評価だと、Aさんは腐ってしまいそうですよね。
このような、やる気重視の評価をするのは、中高年以降の管理職に多く、時代の変化についてきていないとも考えられます。
絶対評価
年功序列と近いのですが、そもそも会社が相対評価を行っている場合、個人で大きく成果を変えるのは難しい可能性があります。
功績によって評価を変えて報酬や賞与を大きく上げる制度を取り入れていたとしても、実際は高い評価をつけることがない、という職場の場合です。
実際に私も、「テレビ取材が来て、有名な雑誌に論文が載り、全国にあなたの名前が知れ渡るようでなければ評価は変えられない」と言われたことがあります。
そのくらい頑張りによって評価を変えるというのは難しかったんですね。
なので、実際はどんなに頑張っても「普通」という評価を自分も上司もつけました。
しかし、小さな頑張りが反映されないと、どうしてもやる気がなくなって腐ってしまいます。
評価されずに腐るなら転職する
では、具体的に、会社で評価されずに腐りそうな場合、もしくはもう腐っている場合、どうしたら良いのでしょうか。
実際に会社そのものの制度や取り組みを変えるのは、かなり難しいといえます。
なので、自分の考え方や環境を変える方が手っ取り早いです。
一番大きく環境を変える方法は、転職です。
実際に自分のスキルが活かせて、適切な評価をしてくれる職場を探しましょう。
転職の方法
しかし、やみくもに転職活動をしても、次の会社で同じことが起こるかもしれません。
転職活動を成功させるステップは以下の3つです!
自身のスキルの棚卸や、今までの経験をまとめます。
何ができて、何が強みなのかをアピールするための材料です。
職務経歴書や履歴書を用意しながら行いましょう。
転職先候補を探します。
探す方法は以下の通りです。
- 自分で調べる
- 知人の紹介
- ハローワーク
- 転職エージェント
自分で調べたり、知人の紹介だと採用率が高い傾向があるので、普段からアンテナを高くしておきましょう。
必要書類などを揃えて、いざ面接や試験に挑みます。
その際に、転職理由やスキルは一貫して伝えるように練習しましょう。
自分の理念やスキルにブレが生じると、なかなか採用感には伝わりにくいです。
応募先企業と自分のスキルのマッチングにより、どのような未来が想像できるのかを具体的に伝えましょう。
とはいえ、転職活動は一人で行うのは不安が大きいですよね。
筆者は6回の転職経験があるので、流れなどはなんとなくわかりますが、初めての転職であればとても緊張するでしょう。
そんな時は、プロの力を頼ることも考えてみましょう!
キャリアの相談もできますし、応募者は無料で利用できます。
そして、転職エージェントもたくさんあるのでどのサービスを使えば良いかわからない方も多いでしょう。
その際は、しっかりと内部情報がわかるエージェントを利用するのがおすすめです。
転職の注意点
ここで、転職についての注意点があります。
それは、今の職場の上司の年収や働き方をみてみる必要があるということです。
適切な評価をされていない理由として、年功序列があげられる場合、上司をみればそのまま今の職場で働き続けたらどうなるかわかります。
つまり、数年後、数十年後のモデルケースが社内に存在しているのです。
社会情勢などで、同じようにいかない可能性も十分にあるため、全て鵜呑みにするのは危険です。
しかし、なんとなく「こんな感じの40代・50代になるんだな」という目安にはなります。
その時、今の評価されずに腐るような毎日を乗り越え、今の職場で働き続けたいか考えてみましょう。
年功序列で給料が上がる見込みがあるのであれば、むやみに転職しない方が良い可能性もあります。
ただ、転職はリスクを伴いますが、転職活動はノーリスクです。
情報収集をすることで失うものはありません。
転職はリスクを伴うため、そもそも転職するべきなのか悩む場合があります。
6回転職しましたが、毎回悩みに悩みました。
禿げます、不眠になります。
そんな時には、キャリアコーチングサービスを利用するのがおすすめです。
転職などの相談は、家族にすると頭ごなしに反対される場合があるので、可能であればプロに相談する方が良いでしょう。
しかし、どこに相談していいかわからない場合はこちらの【きづく。転職相談】
評価される場所に移り、腐らないようにする
では、転職しない場合、そのまま腐るしかないのでしょうか?
もちろん、そんなことは嫌ですよね?
会社で適切な評価がされず、腐ってモチベーションが保てなくなりそうな時は、会社以外の部分で自分の能力を発揮しましょう!
会社で頑張っても認められず、能力を持て余しているのであれば、外の世界に優秀なあなたの能力を提供します。
副業が解禁されている職場も多いので、職場に問題がないようであれば、会社以外で能力を発揮させましょう。
具体的な方法は以下の通りです。
- 自分ができる能力を整理する
- SNSで発信する
- クラウドソーシングサービスなどを利用する
- 自分のスキルを売る
まず、自分が稼ぐにはどうすれば良いのかを考えます。
自分にとっては当たり前の能力が、誰かにとってはお金を払ってでも手伝ってもらいたいこと、というのは結構多く存在します。
クラウドワークスやココナラ、ランサーズなどの案件をみると、自分にもできそうなものがあるかもしれません。
一度目を通してみると、自分にとって何ができるかヒントがあるかもしれないので、ぜひ登録して仕事を見てみてください!
クラウドワークスは非常に案件数が多く、一度も副業などをやったことがない人でもマッチングする可能性が高いです!
常にたくさんの仕事が更新されるので、自分にできそうな仕事があればぜひ応募してみてください!
私もライターの仕事の多くはクラウドワークス経由です。
資格不要で稼ぐなら「クラウドワークス」また、実際に何かスキルがあるわけではないけれど、自宅でPCで稼いでみたいという方にはライターとしてのスキル習得がおすすめです。
こちらの、【スキルアップで収入アップ!】「ブログライター体験募集」
会社で腐っていても、自分のスキルで大きく活躍している人に、ブロガーのヒトデさんがいます。
ヒトデさんはブログで最高月収2,500万円を稼ぎながらも、会社では評価されていなかったそうです。
ブログを始めずに、会社に居続けていたら、今と大きく生活は変わっていますよね。
参考:今日はヒトデ祭りだぞっ!
いる場所を変えたら成功するということも、十分に考えられます。
今の会社で評価されずに腐るくらいなら、何か始めてみましょう!
実際に私も、フルタイムワーママから、ブログを始め、ライターとして月の収入が6桁を超えるまでになりました。
自分に何が向いているかなんて、やってみなければわかりません!
ぜひ、会社での評価結果に腐る前に、行動してみましょう!
働き方に悩んだらご相談ください
正社員+副業から、現在サロン経営など複数事業をおこなう筆者が「女性のための起業・副業コミュニティ」を運営しております。
オンライン参加・オフライン参加ともに可能です!
現在オフラインは長野県長野市中心にて月1で勉強会やセミナーを開催中。
オンラインコンテンツも今後さらに充実させていきます。
第1回目のオフ会の様子などはインスタグラムにて配信しております。
もしコミュニティに興味があればまずは下記のLINEから無料でお試しください。
まとめ
当記事では、「会社が自分を正当に評価してくれず、腐る」という不満に対しての選択肢を提示しました。
ここに書かれていることは、実際に筆者が行ってきた行動です。
会社という物差しが自分に合わなければ、自分自身で行動を起こすことが手っ取り早く未来を変えることに繋がります。
そして、未来を変える一歩は、早ければ早いほどチャンスですよ!